イスタンブールオスマントルコ最後の宮殿 ドルマバフェチェ宮殿へ
リッツカールトン 予約時にレイトチェックアウト手続きしてあるので14:00までゆっくり
朝食後に15分ほど丘を下り ドルマバフェチェ宮殿へ
セキュリティチェック厳しい・・・ 正面玄関の風除室にも荷物&ボディチェックの機械が(短い税関の機械のような感じ)が置かれ
入るときにチェック・出るときにはフリーです
スタッフのおもてなし気配りは日本だけではない=朝食の1Fレストランでもエグゼクティブフロアーのラウンジでも
ルームナンバーを告げると 必ずMr000と名前を呼び 案内
改築中のサッカー場側道を下っていくと 見えてきました
見学者用に造られた立派な門 9時半前ですのにすでに入場している方々が・・・
チケット購入し 大きな門をくぐると・・・ 内門
ドルマバフェチェ宮殿
イスタンブ-ルを征服したオスマン帝国のメフメト2世により造成された庭園に、
アブデュルメジト1世の命によって宮廷に仕えるアルメニア人建築家が設計、従来あった木造宮殿を取り壊し1843年着工 1856年完成
以降、1922年・最後の皇帝メフメト6世が退去するまで、トプカプ宮殿にかわりオスマン帝国の王宮として利用されました
ヨーロッパのバロック様式と伝統のオスマン様式を折衷した豪華な宮殿(面積は45,000㎡ 285の部屋 46のホール 6のハマム(浴場) 68のトイレ)
外観や装飾は近代西洋風、建物の内部はヨーロッパからの献上品も多く それぞれ趣の異なる豪奢な内装
男性のみ入れるセラムルクと男子禁制のハレムに分割されています
そのなかでも圧巻なのが、見学の最後に訪れる吹き抜けの儀式の間。
その大きさもさることながら、高さ36mの天井からつるされたシャンデリアはイギリスから購入したもので、
750のキャンドルが灯された特注のバカラ製、重さは4.5トンとか・・・(@_@;)
入場者は靴カバーを履かなければなりません 大きな荷物は持ち込めません 写真撮影は禁止です
入場する前に外からなら良いでしょうと 入口のシャンデリアを
宮殿内撮影禁止のルールを守らない人がいますが
各所に体格の良いスーツでビッシッ!と決めた強面の警備の方がいて 即注意されていました
階段の手すり・踊り場の飾りすべてバカラ製のガラス 見事としか言いようがありません
絨毯 家具 凝った設えのお部屋が続きます
最後の吹き抜けの儀式の間のバカラ製のシャンデリア 見事ですぅ 写真撮れないのが残念です しっかり目に焼き付けましたわ(笑)
約半分見学終わると ボスボラス海峡側へ出ます
ボスポラス海峡に向かう面は海側に門と桟橋を備え、宮殿から公道に出ずに船でイスタンブール市内を自由に行き来できるようになっています
正面入口方向へ回ると 木立の向こうにリッツカールトン 右手には王族が使用した正門が・・・
見学者用に新しく作られた門をくぐり 正面玄関に向かう時には目に入らなかった景色です
この時点で見学者は待ち時間が出始めているようでした
手入れされた庭園
それぞれ 獅子の庭・孔雀の庭・動物園(身近にいる動物の小さな可愛いスペースです) 放し飼いの七面鳥 バラの花壇
ガーデンシクラメン・アジサイの道 などなど・・・
庭園を巡りながらハレム入口へ
ハレムでは見学時間と入場者制限 学芸員の説明&警備の方が案内してくれます
この辺りにはテントの喫茶コーナー・トイレなどあり お茶や軽いお食事しながら順番待ち
スルタンの寝室や側室たちの居室、浴室などその生活ぶりを見ることができます
しかし・・・ たった一人の殿方の為に 選りすぐりの美女たちが
いつお声がかかるか分からないのに 知識・秀でた才能・もちろん美貌も切磋琢磨し 時には足の引っ張り合いなどもあったのでしょうね
経済が逼迫しながらも 豪奢な宮殿建設を止めることはしなかったことは オスマン帝国の斜陽の一端があるのかしら・・・
オスマン帝国の皇帝がいなくなった後も(退去した数日後には亡命)、政府の迎賓館として またトルコ共和国の初期には大統領の執務所として用いられ、
初代大統領アタテュルクは1938年にこの宮殿で亡くなられました アタテュルクの執務室の時計は亡くなられた9時5分を指しています
現在は観光客の見学に開放されています
9時15分から11時半までドルマバフェチェ宮殿に
外に出てお隣の教会へ…と思ったのですが 残念! 閉まっておりました
ところがところが クラシックカーの展示会 音楽や人で賑わっておりま~す(●^o^●)
ダーさまも私もお気に入りの車の前で はい♪ポーズ(^_-)-☆
交差点を渡り ホテルへ向かって歩き始めました… なんだか時間かかるわね~(@_@;) 疲れるし・・・ と振り返ると
急な坂道・・・ 混みあう道路・・・ そしてボスポラス海峡 青い空&青い海トルコの海の見納めです
14:00 お迎えに来ていただき 空港へ
5年前とは見どころ変わる 地中海・エーゲ海沿いのトルコの旅 親日的なトルコ また訪れることができますように
ルビー婚 記念の旅でした